冬宮殿とエルミタージュ美術館 The Winter Palace and Hermitage Museum
ネヴァ川の沿岸に建つ壮麗な冬宮殿は、全長200m、言うまでもなくサンクトペテルブルク最大かつ、最も丹精こめて装飾された宮殿です。
そもそもは、ツアーリ(皇帝)たちの公的な住居:でした。のちに女帝エカテリーナにより、小エルミタージュ及び大エルミタージュが築かれ、それらは彼女の私的な保養所かつ芸術作品のコレクションを集める場所として使われました。
エルミタージュ美術館は川沿いに並ぶ建物群からなり、冬宮殿は中心部に位置しています。
美術館の歴史は1764年にさかのぼり、当初はエカテリーナ大帝所蔵の小規模な絵画のコレクションでした。それ以降、今日までに300万点以上の素晴らしいコレクションを収蔵するに至り、それらは宮殿の豪奢な壁面に展示されています。
コレクションは3階から成り、世界中から、古代文化からロシアの芸術作品、印象派及び後期印象派の作品、そして20世紀ヨーロッパの絵画まであらゆる分野の芸術作品が集められています。豪華な装飾のステート・ルームは美術館の目玉で、同様に、黄金の間は王室の息をのむような宝石や金銀製品及び現代ヨーロッパ芸術作品の展示で知られています。
住所:34 Dvortsovaya Naberezhnaya
電話:(812) 311 3465 、展示案内 (812) 311 3420、録音音声(812) 110 9625
Eメール:interface@hermitage.ru
ウェブサイト:http://www.hermitagemuseum.org
交通:地下鉄Nevsky Prospekt駅又はGostiny Dvor駅、トロリーバス1、 7、 5、 10、 22番、バス7、10、47番
宮殿広場 Palace Square
宮殿広場には、一方にはバロック様式のエルミタージュ博物館と冬宮殿、そして他方にはロシア軍の海軍省庁舎が見られます。市内の中心となる広場で、世界的にも最も壮観な広場のひとつです。
はじめに目に入るのはアレクサンドルAlexanderの円柱で、ナポレオン戦争時におけるロシア軍の勝利を記念して建てられたものです。高くそびえる赤花崗岩でできた記念碑で、上部には天使の彫像と十字架がつけられています。
宮殿広場では、数多くの政治的な抗議運動が繰り広げられてきました。最もよく知られているのは、1905年の血の日曜日事件で、第一次ロシア革命のきっかけともなりました。今日のこの場所は、カフェや市場が軒を連ね、聖イサアク大聖堂の美しいドームや海軍省ビルの尖塔の美しい眺めを楽しむことができます。馬車もこの絵画のような広場の景色に華を添えます。
住所:Dvortsovaya Ploshchad ( Palace Square )
交通:Nevsky Prospekt駅又はGostiny Dvor駅、トロリーバス1、 7、 5、 10、 22番、バス7、10、47番
ネフスキー大通り Nevsky Prospekt
全長約5kmに及ぶネフスキー大通りは、サンクトペテルブルクのメインストリートで、ロシア国内でも最も有名な通りのひとつです。海軍省からモスクワ鉄道駅まで、さらにロシアで最も愛された芸術家たちが眠るアレクサンドル・ネフスキーAlexander Nevsky大修道院まで伸びています。サンクトペテルブルクの開闢以来、街の中心となってきたこの通りは、市内の歴史地区や市内の名所と結ばれています。また、川や運河も通りに沿って流れており、グリゴエドーバGriboedova運河は、この大通りでも最も壮観な眺めを持つ地区のすぐ隣にあります。
緑深い小さな広場をめぐるカーブのあとには、カザン大聖堂Kazan Cathedralが見えてきます。続いて血の上の救世主教会の色彩豊かなドームが目に入ります。この教会はキリストの復活教会という名でも知られ、モスクワの聖バシリウス聖堂を模しています。この豊かな美と歴史を誇る通りは、1881年、皇帝アレクサンドル2世が暗殺された場所でもあり、その場所には記念碑が建てられています。多くの教会と並んで、この通りには市内でも最高級のショップやレストランが立ち並び、その他有名な建物や邸宅など、様々な年代の建築様式の建物が互いに調和しています。
ウェブサイト:http://www.nevsky-prospekt.com
ペトロパヴロフスク要塞 Peter and Paul Fortress
市内で最も古い建造物であるペトロパヴロフスク要塞は、エルミタージュ美術館側から川向こうのNeva Deltaの中の小さな島にあります。ピョートル大帝の設計で、もともとはスウェーデンの侵入に備える目的で防御のための要塞として作られましたが、要塞としては未完成でした。要塞の6つの稜堡は、政治犯の牢獄として用いられました。この牢獄は、現在は博物館になっていますが、かつてはトロツキーTrotsky、ゴーリキーGorky、そしてピョートル大帝の息子アレクセイAlexeiといった著名な人物も収監されていました。
要塞の内部には造幣局や市立歴史博物館もあります。毎正午には屋根の上から号砲が鳴らされ、その音は対岸の市内まで響きます。ペトロパヴロフスキー大聖堂の黄金の尖塔が要塞の壁面の上部にそびえ、市内からも見ることができます。サンクトペテルブルクで最も古い石造りの教会で、内部にはピョートル大帝以降全ての皇帝の墓があります。
住所:Petropavlovskaya Krepost
電話:(812) 238 4550
交通:地下鉄Gorkoskaya駅